家庭でも電力会社を選べる
資源エネルギー庁によると、2016年4月1日以降、電気の小売業への参入が全面自由化され、家庭や商店を含むすべての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選べるようになりました。再生可能エネルギーを中心に電気を供給する事業者から電気を買うことも可能です(資源エネルギー庁)。
住んでいる地域の外で発電された電気を買うこともできます。たとえば都会に住んでいても、ふるさとで発電した電気を選べる可能性があります。
電線は変わらない
自由化のあとも、電気を運ぶ送配電の部門は、政府が許可した事業者が担っています(資源エネルギー庁)。電力会社を切り替えても、家まで電気を届ける送配電網はこれまでと同じです。
切り替えた人はどれくらい?
資源エネルギー庁の2017年の解説によると、一般家庭の電力契約の切り替えは2017年6月時点で約665万件、切り替え率は約10.6%でした。新しい電力会社に切り替えた人のうち6割以上が「満足している」と答えています。
「グリーン」をどう確かめる?
同じ「再生可能エネルギー」をうたうメニューでも、どの発電方法の電気をどれだけ含むかは会社やメニューによって違います。申し込む前に、電源の内訳がどう示されているか、どの期間の実績なのかを読み比べてみましょう。分からない点は、申し込む前に事業者に問い合わせるのが確実です。
選ぶ前に確かめたいこと
- 電源の内訳:どんな方法で発電された電気を、どのくらいの割合で届けているか
- 料金の全体:基本料金と、使った量に応じた料金を合わせて比べる
- 契約期間と解約の条件:途中でやめるときに費用がかかるかどうか
- 今の使用量:検針票やウェブの明細で、月ごとの使用量を確かめる
家族と話してみよう
電気の契約は、家族の誰か一人が決めていることが多いものです。「うちの電気はどの会社から来ているの?」と聞いてみるだけで、契約や使い方を見直すきっかけになります。子どもが明細の読み方を覚えると、家族の会話の中で電気の話がぐっと身近になります。
切り替えの流れ
- 検針票やウェブの明細で、今の契約内容と使用量を確かめる
- いくつかの会社のメニューを、同じ使用量で比べる
- 選んだ会社の案内に沿って申し込む
- 切り替えのあと、最初の明細で料金とメニューが申し込みどおりか確かめる
迷ったら、まずは家族で今月の明細を一緒に見てみることから始めましょう。使っている量が分かると、どのメニューが合うかも見えてきます。
グリーン電力を選ぶとき、売電の条件も一緒に選ぶ:日本の卒FITとオランダの2027年
2016年の全面自由化で、日本の家庭は電力会社と料金メニューを選べるようになりました(資源エネルギー庁)。太陽光パネルのある家では、選ぶものがもう一つあります。余った電気を誰に、いくらで売るかです。卒FITを迎えた家庭は、買い取ってくれる会社を一覧から選び、再生可能エネルギーの電気を届ける会社に売ることもできます(資源エネルギー庁「どうする?ソーラー」)。
オランダでも家庭はグリーン電力の契約を自由に選べます。2027年1月1日に saldering が終わってからは、同じ会社が買う電気と売る電気の両方の条件を決めるため、グリーンかどうかに加えて、terugleververgoeding の単価と terugleverkosten の有無で総額が大きく変わります(Rijksoverheid)。
- 電気の中身:再生可能エネルギーの電気かどうか
- 買う電気:1kWhあたりの単価と月々の固定費
- 売る電気:terugleververgoeding の単価
- 売るときの手数料:terugleverkosten があるか、いくらか
この四つを並べて比べることを、オランダでは「energie vergelijken 2027」と呼んでいます。
Hieronder in het Nederlands: waar u op let bij energie vergelijken in 2027.