地球を森にすることを夢みて

スパイラルクラブとパーマカルチャーに出会って得たものをまずは共有できたらと思います

2019.07.22 高須 真里奈

高須 真里奈

はじめまして!まりなです。

会ったことのある人ともない人とも、ここで環境のことについて話したいと思い、これから記事を書くことにしました。一人でできることは小さいことかもしれないけど、集まって大きな力になることが今必要な気がしています。

スパイラルクラブに入るまでの生い立ちと、これから何をしていきたいか、まずは書こうと思うので、よければ読んでください。

生い立ち

ー 生まれ

1992年生まれ。生まれも育ちも”漁師町” ”埋立地” “ディズニー”で有名な、千葉県浦安市。 浦安市は、市の4分の3が埋立地であり、住宅地が広がっている。

小さい頃の夢はウサギになりたい、またはヤギになりたい

ー 小学校

自分の中の、自然を大事にしたいという思いの原点は何だろうと考えてみると、小学校の授業で環境問題について学んだことかもしれないと思う。小さい頃から動物が好きだったから、動物たちの中で、絶滅に追い込まれているものがいると知って、衝撃的だった。だから、幼い頃の教育はとても重要だと思っている。これからの大人も子供も、みんなが環境のことを考えるようになるのは、小さい時にそういうことを知ったかが、少なからず影響する気がしている。だから、子供に何か体験を通して、環境のことを考えてもらうきっかけをつくりたい。今読んでくれている人の中にも、学校やテレビで環境問題のことを知って、心のどこかに引っかかっている人もいるかもしれない。そんな人に、ぜひ、私たちと一緒に一歩を踏み出してほしい。具体的に何をすればいいかは、スパイラルクラブのメンバーが色々な記事で書いてくれているから、読んでみてほしい!

ー 高校

かといって、高校まで、特に何かできていたわけじゃない。。電気をこまめに消したり、エアコン我慢したりしてたかも笑

だから何となく、環境のことを考えるのは、何か我慢したり、不便になったり、面倒だったりするような印象だった。

そんな中、大学受験を目の前に、自分の進路を考える時期がきた。

母が建築設計事務所をやっていたことから、建築の仕事を小さい頃から見てきてなんとなく興味はあったけど、自分の進路にするかまでは悩んでいた。その時、テレビで建物の壁面緑化の技術について紹介している番組を見た。建築の分野でも、自然を壊すのではなく、自然を豊かにするように変えられるかもしれない、変えないといけない!と思った。

生まれ育った環境から、直接的に自然を壊しているのは、都市や住宅地だという思いもあった。だから、地球のためにも、人のためにも、現代でも受け入れられる形で、自然と共存できる建築や街をつくりたいと思うようになった。

ー 大学

設計課題や卒業制作を通して、環境と建築の関係を試行錯誤した。

卒業制作では、最初、今建っている住宅をすべて建て替えて、一から設計する案を考えた。しかし先生から、それは違うのではとご指摘をいただき、既存のものを活かし、そこから引いたり足したりすることで、案を練ることにした。

そのことから、何か始めるときや、つくりたいものがあるとき、ゼロからつくるのではなく、今あるものをどう活かすかをまずは考えたいと思うようになった。思考はゼロベースでも、素材やものは使えるものは活かしたい。

昔は建築も循環のサイクルの一部だったという。木を切り、柱にして、痛んで柱として使えなくなったら、板にして家具として使う。家具としても使えなくなったら、薪にして燃料として使う。それが灰になり、畑にまくことで肥料になる。そこからまた木が生える…

今の街を少しずつでも循環のサイクルの中に戻すことができたらと思っている。

また、卒業制作のときに、先生から教えてもらったことの一つに、エコビレッジがある。

エコビレッジとは、「持続可能性を目標としたまちづくりや社会づくりのコンセプト、またそのコミュニティ」(Wikipedia)であるが、この考えや、インドのオーロビル*、イギリスのフィンドフォーン**の事例などが面白く、いつかつくりたいと思うようになった。

*世界最大級といわれる南インドのエコビレッジ。様々な国から集まった人々による、自然と調和した暮らしを模索するコミュニティ。

**イギリス北部スコットランドのエコビレッジ。コミュニティ体験も開催されている。https://www.findhorn.org/

地元浦安でエコビレッジをつくりたいという思いを込めた卒業制作

ー 大学院

大学での設計課題は楽しかったけど、きちんと数字でも、環境への負荷削減効果を示せたり、根拠を述べられるようになることも必要かと思い、まずは専門性を高めるため、大学院では、建築学専攻の環境設備系の研究室へ。

温熱環境のシミュレーションを学んだり、快適性について研究したりした。

職場や公共施設で、冷房が効きすぎて寒いという思いをしたことはないだろうか。人によって快適の感じ方はばらばらで、どの温度が最適かというのも決めにくい。でも自動で快適な環境をつくることができれば、エネルギーを無駄に使わなくて済む。少し別の話だが、建築では照明に使うエネルギー消費も多い。昼間は太陽光を使用して、太陽が沈んだらみんな早く寝るようになれば、大幅にエネルギーを削減できると思う笑

ー 今

社会人になっても、エコビレッジをつくりたいという思いはなくならず、今、パーマカルチャーデザインコースを受講している。一番嬉しかったことは、環境のこと考えるのは不便でも面倒なことでもなくて、楽しいんだと体験できたことと、色々な問題を話し合える仲間ができたこと。

また、パーマカルチャーって何だろうと調べていたら、スパイラルクラブのL(a)unch Partyを見つけて行ってみたことが、ここでのみんなとの出会い。

今は普段の生活の中で、周りに環境のこと話す人がいない(自分も話題を出せていない)けど、いつのまにかそういう人たちが周りにたくさんいて話すことが当たり前になり、気づいたら社会全体がそうなっていたとなるといいなと思っている。

じゃがいもの花の花束
パーマカルチャーデザインコースにてそれぞれの想いを語る

建築について今考えていることは建材、素材について。自然に優しい建築を建てようとすると、値段が高くなる。エネルギー消費を減らすために、まずは建築の断熱材性能を高めて、太陽光や風などの自然の力を上手く使うことが必要になるけど、断熱材もサッシも冷暖房設備も、高性能にするだけで高くなるのに、その上、自然素材となるとなかなか手が届かない。。

せっかく、自然に優しい家を建てたいと思っている人がいても、それが難しい。今の社会はただ生きるだけで、自然に負荷をかけてしまう。ただ家に住みたいだけなのに、大量のゴミとなる建材を使ってしまう。ただカフェで飲み物を飲みたいだけなのに、プラスチックのカップを使ってしまうように。


スパイラルを通して追求したい問い

ただ生きてるだけで環境を壊す社会ではなく、生きることで自然も人も豊かになる社会へ。

その追求を、どのような形でアウトプットしたいか

私自身、環境のことを取り組んでいる人は、色々なところにいるんだと最近知ったから、そういったコミュニティの中に、新しい人も入りやすく、ネットワークが繋がっていくようにできたらと思っている。

具体的に何をしたらいいかとなったときに、事例や実践してる事・人・場所を紹介することも、ネットワークづくりに繋がるかもしれない。

また、パーマカルチャーデザインコースで学んだ「パーマカルチャーとは地球を森にすること」という考えにも共感していて、緑を増やす活動もしたいと思っている。

私も仲間と一緒に実践していきます。

小さなことでも集まれば大きくなると信じて。

そしていつか、そのコミュニティだけで完結しない、エコビレッジをつくりたい。

高須 真里奈

高須 真里奈

1992年生まれ。千葉県浦安市で生まれ育つ。郊外の住宅地や都市を見て、住宅や建築によって自然が壊されていることに違和感を抱き、都市にいながらも自然をもっと感じながら暮らしたいと想うようになる。建築学修士。2019年パーマカルチャーデザインコース受講。2019年6月Spiral Club参加。街・人・自然の関係を模索し、「地球を森にすること」を目指す。もっと詳しく

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