【 気候危機】どんなメディアが頼りになるの?

忙しい日々の中でも正確な情報収集ができるメディアを紹介します!

2020.05.22 MOEGI

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気候変動の「今」を読み解くということ


気候変動問題を紐解く上で重要なことは、常にアップデートされる最新のニュースを知ることだと思います。なぜなら、現状何が起きているのかを把握し、未来を見据えた上で今できる行動・決断をすることが必要だからです。

私たちは超ハイテクの時代に生きています。SNSやオンラインツールを通して、地球の裏側にいる人気俳優のお出かけ前のセルフィーをポストと同時にいいね!ができちゃう時代です。

今年の4月には、世界中で企画されていたGlobal Climate March(世界気候マーチ)がCovid-19の感染流行の影響により、オフライン(現地)での開催が中止になってしまいましたが、代わりにデモの場はオンライン上に切り替わり、多くの人が参加して現状に対する危機感の声をあげました

(関連記事1:世界中の若者が団結。「デジタル気候マーチ」で気候変動対策強化を目指す
(関連記事2:「#気候も危機」4月24日にデジタル気候マーチ開催

若者を筆頭に、連帯を再確認したオンラインマーチ


私たちにはオンラインツールという頼もしい仲間がいることはわかりました。
しかし!ここでもまた1つ問題が…。

それはオンライン上には無限に情報が広がり、どのメディアのどんなソースを探せばいいのかわからない.…。親しみのない情報をキャッチしたい時、誰しもがそんな経験をしたことがあるはずです。

ここでまず重要なポイントは、正確な情報をキャッチすることです。

例えば、英語圏では気候変動・懐疑派*が存在し、大手メディアやTVニュースで科学者批判が行われているのをしばしば目にします。トランプもまさに懐疑派の一人ですね。

くわしくはこちら!
【寄稿】組織的な温暖化懐疑論・否定論にご用心 /【動画】20分でわかる!温暖化のホント

わたしが最近読んだ文芸誌、すばる7月号では、内田麻理香さん(サイエンスライター)が以下のようなことを述べていました。

実際の科学は「現状で最も確からしい知識の体系」であるにすぎない。

研究をして論文を投稿し、その論文が検証されて内容が修正され…というように日々アップデートが行われている。

内田さんは、『今の科学の主流』という表現をしており、IPCC*の報告結果は明確であることは確かですが、「永久的なファクト」ではないということです。

日々アップデートされる情報渦の中で、なるべくニュートラルで信用のできるメディアを仲間に、情報収集を行うほかありません!

そこで今回はわたしが最新情報を知りたい時に参考にしているニュースメディアやインフルエンサーを紹介します!

…..その前に、わたしの気づきに関して少し書きたいと思います。

Q.なぜ日本では人々の気候変動への関心が薄いのか?

これは日本人が日本のメディアのみを通して情報を得ていることが大きな原因としてあげられます。

海外では、日々の生活やビジネスの際にサステイナビリティを意識した選択をすることがほぼ当たり前になっています。それは消費者がそれを望むからです。

それではどのような消費者がそれを望むのか?それは気候変動に関する情報発信を頻繁に目にし、現在の一時的な利益が優先となっている経済システムに疑問を感じている人々ではないでしょうか?

世界では名の知れた大手メディアがいくつかありますが、その多くは英語での情報発信をしており世界規模でシェアされています。しかし日本はどうでしょうか?日本は島国であり、少し前までは海外に出る予定がなければ英語が使えなくても全く困りませんでした。

非英語話者がマジョリティであるがゆえ、日本では英メディアの需要が低い。そのため一部の選別された情報のみがが日本語に翻訳されて世に出回ります。つまり、そこには翻訳されず私たちの元に届かない情報が御万とあるということです!オーノー!

日本語の情報は、格段に少ない。

ここでちょっとネガティブな事例を紹介します。
少し前に、NYタイムズが報道拠点をソウルに移したことが話題になりましたが、報道の際の主要日本メディアは全文ではなく故意的に一部翻訳をカットし報道していたようです。このような情報操作も簡単に起きてしまいます。
(参考:NYタイムズが報道拠点を東京でなくソウルに移す理由に「報道の独立性」を…「日本に報道の自由がない」という国際社会の評価

英語ネイティブでない我々多くは日本メディアの発信する数少ない情報を元に気候危機の現状を把握しなければならず、なんとも歯がゆい….。

しかし2019年にはいり、状況は大きく変わりました。若き環境運動家のグレタトゥーンベリさんの活躍により、日本のメディアも「脱炭素」や「気候危機」に関する記事が以前に比べ格段に増えました。イェッス!

日本メディアも、確実に変わってきている。

それでは長くなりましたが、以下にわたしが参考にしているメディアを紹介したいと思います!



頼りになるメディアリスト

英メディア

  • ニュースメディア
    • The Guardian
      • イギリスの大手メディアであるGuardianは、気候危機に関する報道にもっとも積極的であるといっても過言ではない。2019年には「環境報道に関する誓い」を公開し、化石燃料に関わる広告掲載の禁止を決めた唯一のメディアである!
    • The New York Times
      • アメリカの大手メディアであるThe New York Timesは、気候危機に関する情報発信や紙媒体の発行部数も他大手新聞会社にくらべ格段に多く、今年の4月にはアースデイ50周年に合わせ初のデジタルイベント「グリーンハウス」を開催した。

日メディア

ELLE JAPON|エル・ジャポン 2020年8月号 | 楽天マガジン:450誌以上 ...


モエギの裏ワザ


また、忙しい日々を送るあなたへ、モエギがオススメする情報収集方法…それはinstagramやtwitterを駆使することです!

Twitterを利用すれば、より最新の情報にリーチしやすくなります。なにより「通知🔔」機能を利用することで、ロック画面から見出しを確認できるので、配信毎にアプリを開かずとも、好きな情報を選択することができます。

わたしは環境運動の最前線で活躍するジャーナリストであり国際環境NGO 350.orgの創始者でもあるBill Mckibbenやグリーンニューディール政策に関する著者でもあるNaomi Klein、その他同上の環境団体やメディアをフォローして関心のあるトピックをピックアップしています。

 最近だとTIktokも面白く情報得られます。(りりあん情報!)
@sunrisemvmt @theearthlingco sustainability

最近はあまりに辛いニュースが多いので目を伏せたくなる時もあります。でも知らないでいるほうが居心地が悪い!私自身はそう思ってできる限り、今何が起きているのか調べるように心がけています。やっぱりまだまだこの地球の自然を探求したいし、ティッピングポイントを超えてから(もう超えているんじゃないかというウワサもありますが…)後戻りできなくなった世界を見て後悔したくないから!

地球で何が起きているのか?異常気象はなぜ起きているのか?自分の中で湧き上がった疑問をすくい上げ、自分で調べること、知ることは現状を変える力になります。

協力して行動する仲間が必要になったらSpiral Clubのようなオープンコミュニティや、草の根的な活動を軸に気候変動解決を目指す350 Japanの活動にぜひ参加してみてね!

(モエギは両方の場であなたをウェルカムしています!🌼)

*1 気候変動懐疑派:地球温暖化や気候変動は人為的なものでない、地球は温暖化していない等とする学説や意見である。
*2 IPCC:国際的な専門家でつくる、地球温暖化についての科学的な研究の収集、整理のための政府間機構。
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MOEGI

1994年生まれ。東京都出身。映画や本、スポーツや異文化など関心の幅が広い。中学の時にもらったフリーペーパーをきっかけに環境問題を意識し始める。明治学院国際学部にて「環境と文化」ゼミ先攻。現在Spiral Clubでわたしたちと環境の距離を縮めるために、何ができるか修行&模索中。もっと詳しく

質問はこちらまでお寄せください スパイラルクラブに寄付する

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